連日の家宅捜索…盛り土の造成の経緯を調べる方針 静岡・熱海市の土石流災害
静岡県熱海市の土石流災害で、警察は前日に引き続き29日も盛り土の前の土地所有者の関係先の捜索を行っています。
高橋諒記者:「静岡県警の捜査員が捜索に入ります」
29日午前10時半過ぎ、神奈川県小田原市の前の土地所有者の関係先に静岡県警の捜査員30人が捜索に入りました。
7月に熱海市伊豆山で発生した土石流災害で、警察は28日、東京や神奈川などにある盛り土の前と現在の所有者のおよそ20カ所の関係先に家宅捜索に入りました。捜索は29日も続けられていて、警察は関係書類を押収するとともに前の所有者に任意で話を聞くなどして盛り土の造成の経緯を調べる方針です。