土石流災害から1年7カ月 現場の捜索は一斉ではなく15人態勢で 静岡・熱海市

静岡県熱海市で土石流災害が発生して3日で1年7カ月です。被災地では被災者らが黙とうを捧げ、警察による捜索が行われました。

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土石流災害から1年7カ月 現場の捜索は一斉ではなく15人態勢で 静岡・熱海市

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 黙とう 

 土石流災害の現場となった熱海市伊豆山地区には被災者らが集まり、犠牲者を悼んで黙とうを捧げました。

 熱海市は公費解体の対象にならない半壊未満の建物の解体費用を、半額上限500万円で補助する方針で新年度予算案に計上します。

自宅が全壊した 太田滋さん:
「最高500万円でも残りの部分を半額負担できるのかな」

自宅が半壊した 小松こづ江さん:
「解体費用は出してくれるかもしれないが、今までの思い出の所も何もなくなってしまうので、それが痛手です。1年7カ月悩んできました」

 一方、警察はこれまで行ってきた一斉捜索ではなく、熱海署員15人態勢で伊豆山の警戒区域で、行方不明者や遺留品の捜索を行いました。