静岡・熱海市土石流災害 新たに1人発見

大規模な土石流が発生した熱海市では、きょう6日も朝から残る行方不明者の捜索が行われ、午後4時前に新たに1人が見つかりました。

画像: 静岡・熱海市土石流災害 新たに1人発見 youtu.be

静岡・熱海市土石流災害 新たに1人発見

youtu.be

熱海市で7月3日に発生した土石流では、22人が死亡、いまだ5人が行方不明となっています。朝8時から、行方不明者の捜索が行われていましたが、午後4時前に新たに1人が見つかったということです。発見場所は、市道伊豆山神社線よりも山側で、重機での捜索中に、警察が土砂の中から発見したということです。
また、熱海市の斉藤市長は、週末に接近が懸念されている台風について、前回の台風8号と同様に避難指示を出すことを検討していると明らかにしました。7月開通した国道135号の逢初橋について、時間雨量10ミリなど基準に達した場合は、通行止めにする可能性もあるということです。
さらに、現在避難所となっている2つのホテルのうち、ウオミサキホテルには午後2時時点で、30室におよそ60人が避難していますが、ホテルの使用期限のあす7日、半数が自宅に戻り、半数が別の避難所に移るということです。
そして熱海市は、被災した住宅の応急修理の受け付けを11日から開始すると発表しました。対象はり災証明書に基づく「大規模半壊」、「中規模半壊」、「半壊」、「準半壊」の判定を受けた家で、屋根の修理や上下水道の配管など、日常生活に不可欠な部分で市の負担で修理が行われます。市の負担の限度額は、準半壊が30万円、準半壊以上が59万5000円となっています。