熱海市議会百条委員会の最終報告案「最善策を取る余地は十分にあった」と市の対応を批判

静岡県熱海市の土石流災害の原因を調査している熱海市議会百条委員会が、盛り土をめぐる一連の市の対応について「最善策を取る余地は十分にあった」とする最終報告書案をまとめていたことが分かりました。

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熱海市議会百条委員会の最終報告案「最善策を取る余地は十分にあった」と市の対応を批判

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 関係者によりますと、最終報告書案では被害を甚大化させた不適切な盛り土をめぐる一連の市の対応について「最善の対応となるための手続きを行う余地は十分にあった」と、批判しているということです。

 また、盛り土の前の土地所有者が市に提出した届出書に不備があったにも関わらず受理したことについても「条例で定められた通りの事務を行っていなかった」などと指摘しています。

 百条委は最終報告書として2月開会する市議会2月定例会に提出する方針です。