断続的な雨…ぬかるみで重機使えず 手作業での捜索活動続く 一歩一歩復興への歩みも 静岡・熱海市の土石流災害

 静岡県熱海市伊豆山の土石流の現場では、台風の影響で中止されていた捜索活動が再開されました。一方、今後の雨を警戒して午後、3つの地区に避難指示が出されました。

画像: 断続的な雨…ぬかるみで重機使えず 手作業での捜索活動続く 静岡・熱海市の土石流災害  / 8月9日 youtu.be

断続的な雨…ぬかるみで重機使えず 手作業での捜索活動続く 静岡・熱海市の土石流災害  / 8月9日

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 土石流の現場では、雨が降ったりやんだりと不安定な天気が続く中、警察官およそ50人で行方不明者の捜索が行われました。きのう8日からの雨で地面がぬかるんでいるため重機は使えず、きょう9日は手作業での捜索となりました。

 土石流でこれまでに22人が犠牲となり、発災から1カ月以上が経った今も5人の行方がわかっていません。また、6日に遺体で見つかった1人の身元や災害との関連はわかっていません。

藤井章人記者:「午後3時に避難指示が発令されたことを受け、住民らを乗せたバスが避難所のホテルに向かいます」

 9日午後3時、熱海市は今後の雨を警戒して、浜地区・岸谷地区・
仲道地区の3つの地区に避難指示を出しました。期間は天候によりますが、1日から2日程度となる見込みです。