発災20日目…炎天下の捜索続く 死亡19人行方不明8人 静岡・熱海市の土石流災害 /22日午前11時半
静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生してから20日が経ちました。連休初日の22日、熱海市でも厳しい暑さとなっています。
田中秀治記者:「土石流の発生から20日目となったきょうも、強い日差しが照り付けるなか、重機を使った懸命な捜索活動が続けられています」
22日朝もおよそ1300人態勢で、倒壊家屋が密集している地域を中心に警察や消防、自衛隊が現場を捜索しています。熱海市では22日も厳しい暑さが続き、伊豆山では10時現在で気温が27.2℃まで上がっています。21日は死者1人の身元が判明し、熱海市伊豆山の坂本玲子さん(87)と発表されました。土石流による死者は19人で現在も8人が行方不明となっています。
ボランティアが土砂撤去作業
林輝彦アナウンサー:「ボランティア活動はきょうが2日目です。4人のボランティアが集まりました。きのうと同様に、これから浜地区で土砂の撤去作業を行います」
22日朝も事前に登録した熱海市在住のボランティアたちが、市役所で受け付けを済ませ、被災現場に向かいました。熱海市では3790人が事前にボランティア登録をしていますが、当面の間は市内在住の人に限り1日15人程度でボランティア活動をすることにしています。