静岡・熱海市の土石流災害 新たに1人の遺体 犠牲者は19人に

熱海市の土石流の現場ではきょう新たに1人の遺体が見つかり、1人の身元が判明しました。これで、土石流による犠牲者は19人となりました。

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静岡・熱海市の土石流では、新たに1人の遺体、犠牲者は19人に

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浦壁周平記者:「強い日差しが照りつける中、けさも重機を使った捜索が行われている。あたりにはまだ大量の土砂が残っていて、中には埋まった車もある」

土石流の発生から18日目となった現場では、住宅が密集している場所を重点的に、行方不明者の捜索が行われました。
熱海市には、朝から強い日差しが照り付け、日中の最高気温は伊豆山で28.8℃と、きょうも暑さとの戦いとなりました。
熱海市は先ほど、きょうの捜索で新たに1人の遺体が見つかったと発表しました。静岡県警によりますと、遺体は女性とみられていて、午前9時半ごろに岸谷地区の般若院付近で見つかったということです。
また、これまでに死亡が確認されていた男性の身元について、熱海市伊豆山の古川謙三郎さんと判明したと、発表しました。これで、土石流による死者は19人となりました。このうち1人の身元がわかっていません。発災から2週間以上経った今もなお、9人が行方不明となっています。
また、熱海市には、きのうまでに支援金と義援金を合わせて5億3600万円あまりが集まったことがわかりました。市は今後、委員会を設置して義援金の対象者と配分を決める方針です。