災害時は原則「行方不明者の氏名公表」へ 熱海市の土石流災害を受けて迅速な救助活動目的に 静岡県
地震などの災害対策について、静岡県の防災計画を見直すための会議が開かれ、熱海市の土石流災害を受けて計画の修正が決まりました。
この会議は静岡県の地域防災計画の見直し・修正のために毎年開かれていて、今回は熱海市の土石流災害を受けた計画の修正が柱となりました。
「盛り土対策の推進」として県盛土等対策会議の設置などが盛り込まれたほか、災害発生時に迅速な救助活動を行うために「行方不明者の氏名を公表する方針」が計画に追加されることが決まりました。
静岡県は今後、修正箇所を反映した計画書を策定し、今年度中に国に報告する方針です。