土石流災害の損害賠償訴訟 原告側弁護団が静岡県と熱海市に裁判への補助参加を求める文書提出 県の反応は
静岡県熱海市の土石流災害の損害賠償を求める訴訟で、原告側の弁護団が県と熱海市に原告側を補助する形で裁判に参加するよう求める文書を送付しました。
去年7月、熱海市で発生した土石流災害で遺族ら84人は盛り土された土地の現在と前の所有者らに58億円余りの損害賠償を求めています。送付した文書で原告側は県と熱海市に対し、「原告側で補助参加し、被告側の盛り土の危険性の認識などの争点について、主張・立証してほしい」としています。23日に、原告の一人の瀬下雄史さんから参加を求める電話を受けた県の難波理事は…。
難波喬司県理事:「どういう形で参加するのが原告の皆さんの力になれるか、それを検討した上で、原告の皆さまの意向をもう一度確認・相談して、県としての考えを決めたいと思っている」
また、熱海市は原告側で参加する方針を示しています。