基準値超える鉛やフッ素が… 熱海市の盛り土周辺から検出 静岡県が発表

静岡県は熱海市の土石流災害の起点近く残った盛り土の周辺から、基準値を超える鉛やフッ素が検出されたと発表しました。

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基準値超える鉛やフッ素が… 熱海市の盛り土周辺から検出 静岡県が発表

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 県によりますと土壌調査の結果、基準値のおよそ3倍にあたる1リットルあたり0.029ミリグラムの鉛が1ヵ所で検出されたほか、6ヵ所で基準値を超えるフッ素が検出されたということです。県は前の土地所有者に代わって盛り土の撤去を進めています。
 11月以降に土砂を搬出するための道路を2本造り、2023年5月をめどに起点周辺に残る2万立方メートルの土砂を大型の土のうに入れ、熱海港に仮置きする方針です。代執行にかかる費用は土砂の撤去や運搬におよそ4億円、汚染土壌の処分にはおよそ10億円かかるとみられています。