【新型コロナ】放課後児童会で児童ら10人が感染 浜松市で新たなクラスター
3月11日の静岡県内の新型コロナウイルス新規感染者は25人で、浜松市の放課後児童会で新たなクラスターが発生しました。児童ら10人が感染しています。
浜松市 学校教育部 伊熊規行部長:「今回、同じ放課後児童会から合計10名の感染者が発生しました。児童会の名称及び所在地等につきましては、公表を控えさせていただく」
浜松市では14人が感染し、市内の放課後児童会で新たなクラスターが発生しました。3月10日までに職員3人が感染し、11日に新たに児童7人の感染が確認されています。いずれも軽症か無症状だということです。
市によりますと、児童会は市内の小学校で行われていて、児童41人が放課後に利用していました。
学校・地域連携担当課 斎藤美苗課長:「まず宿題をするというのが通例だそうです。宿題を終わった子から本を読んだりして過ごして、その後1時間くらい外で遊ぶ。いろんなことをして過ごしていると聞いている」
ほかの児童や職員の感染は確認されていません。5日に最初の職員の感染が判明しましたが、感染経路は分かっていません。感染が確認された児童は1年生と2年生で、市は小学校を臨時休校にした上で、ほかの1・2年生の児童ら66人にPCR検査を実施する予定です。学校の再開時期は検査結果を踏まえて今後判断するとしています。
伊熊部長:「すべての放課後児童会に感染症対策の徹底含め、改めて通知を出している。清掃や換気の徹底などなど普段からやっているが、さらに気をつけてやるように通知を出している」
一方、感染が拡大している浜松医療センターでも新たに5人の感染が確認されています。これで2次感染を含む累計感染者は91人となりました。