【新型コロナ】変異種の確認で静岡県内感染者の検体を国立感染症研究所に送付へ 県内で新たに76人…50人超は3日ぶり

 静岡県内では新たに76人の新型コロナウイルス新規感染者が確認されています。50人を超えるのは3日ぶりで、感染者数は減少傾向でしたが、再び増加しました。

画像: 【新型コロナ】変異種確認で静岡県内の感染者の検体を国立感染症研究所に送付へ 県内76人感染…50人超は3日ぶり youtu.be

【新型コロナ】変異種確認で静岡県内の感染者の検体を国立感染症研究所に送付へ 県内76人感染…50人超は3日ぶり

youtu.be

 きょう、県内ではあわせて76人の新規感染者が確認されています。静岡市が22人と最も多く、浜松市が10人、富士市で6人などとなっています。イギリスで流行する変異種に感染した東部保健所管内の60代男性の濃厚接触者は、きのうまでに変異種への感染を調べるPCR検査で陽性となり、現在、詳しいゲノム解析が進められています。

記者:結果が分かる見通しは?
静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「県内で検査をしているわけではなく、国立感染症研究所で検査しているので、そこの検査の日程等があるので、正確には分からない」

 また、県内での変異種確認をうけて、きのう、国から県内全域で去年11月以降に新型コロナに感染した人の検体をできるだけ多く国立感染症研究所に送るように、要請があったということです。

 再び70人を超える高い水準になったことに、県は危機感を強めています。

 静岡市では22人の感染が確認され、クラスター関連の感染者はいませんでした。おとといときのう、新規感染者は2日連続で2人でしたが、再び急増しました。ただ市は半数ほどがほかの感染者の濃厚接触者で、年末年始の影響は徐々に少なくなっているとしています。

静岡市保健予防課 杉山智彦課長:「1週間前が30件なので、1週間前と比べれば減っている。きょうあすと、もう少し数字は注視していきたい」