【新型コロナ】静岡県内で58人が新たに感染 静岡市と浜松市で合わせて3人が死亡
県内ではきょう58人の新型コロナウイルス感染者が確認され、3人の死亡が明らかになりました。
川勝知事は緊急会見を開き、県内の感染の流行状況を「感染まん延期中期」に引き上げました。
川勝知事は緊急会見を開き、県内の感染の流行状況を「感染まん延期中期」に引き上げました。
●静岡市保健衛生医療統括監 杉山友章
「本日医療機関に入院していた新型コロナ感染症患者のお2人の方がお亡くなりになりました」
静岡市の感染者は22人で、2人の死者も確認されました。年齢や性別は明らかにされていません。
また、駿河区のデイサービスで市内12例目となる新たなクラスターが発生しました。これまでに利用者3人従業員3人の合わせて6人が感染しています。
●静岡市保健衛生医療統括監 杉山友章
「利用者については症状もあるがマスクを着用していなかった状況も 聞いている。感染の予防対策が十分ではなかったと考えている」
市は残りの施設の利用者59人に対してPCR検査を実施しています。ほかの従業員13人は全員陰性が確認されているということです。
浜松市でも新たに市内の医療機関に入院していた高齢の男性感染者の死亡が発表されました。
市内で感染者が死亡するのは3日連続です。これで県内の新型コロナ感染者の死者は10人となりました。
県内の政令市以外の自治体では30人の感染が確認されました。伊東市での感染者が8人と最多です。きょう正午現在で病床使用率は52%と初めて50%を超えました。
●県疾病対策課 後藤幹生課長
「県内の医療機関はひっ迫してきているので、ぜひ県民のご努力でどうか新しい感染者が増えないように格段のご注意を」