『宅飲み』クラスターで学生12人が感染…マスク外しリスク高い状況も 静岡県立大学
静岡市保健福祉長寿局 和田明久部長(16日) 「このクラスターは静岡県立大学に通う学生同士の集まりで発生した。複数回、複数の自宅で5~6人の規模で会食などしたことで感染が広まった」
静岡県立大学の学生22人は今月5日から10日にかけて、5人から6人ほどで会食を繰り返して、これまでに12人の感染が確認されました。マスクはしておらず、感染リスクが高い状況だったといいます。
静岡市の担当者
「濃厚接触者でないにしても検査の対象は多めにとっていこうと思う。数十人いると思う、全体で」
和田部長
「このところクラスターが頻発している。これまで以上に感染リスクの高い行動は控えることをお願い申し上げる」
学長は「学生への指導を再度徹底」とコメント
クラスターの発生を受け、県立大はホームページで学長のコメントを発表しました。
静岡県立大学 尾池和夫学長
「本学といたしましては、学生への指導を再度徹底するとともに、感染拡大の防止対策に一層努め、保健所など関係機関と連携しながら、感染拡大の防止に尽力してまいります」
学生は… 「急に感染者増えていて怖い」「会食やBBQ、今じゃなくても…」
学生同士のいわゆる『宅飲み』で発生したクラスターに、県大の学生は―
学生 10代
「急に大学でコロナの人が増えて怖いなっていう感じがあります。少し気の緩みはあったかなって感じます。しばらくずっと1年以上この状態が続いて、ちょっと動きたいなって気持ちはあったかもしれないです」
学生 20代
「会食だったりとかクラブとかサークルでやっぱり広がっているっていうのは否めないですね。オンラインとかオンデマンドだったりの授業が多いので、会いたくなる気持ちも僕も分からなくもないです」
学生 10代
「会食行ったり、バーベキュー行ったりとか。今じゃなくてもいいんじゃないかなって。別の世代に責任転嫁していると、ちょっと思う。若い世代は上の(世代の)人たちの行動がって言うけど、逆に高齢者の方々は若い人はっていう。ちょっとそこが。自分たちの行動にちょっと意識が向いてないと思います」