【新型コロナ】 5類移行後初めての週末 観光地・静岡県熱海市では
ただ、そんな中でも”あの観光地”には・・・人!人!!人!!!
新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に引き下げられて迎えた初めての週末。
熱海市内は多くの観光客でにぎわいました。
【ACAO FOREST】
Qブランコどうですか?
「楽しい」
来場者が思い思いにブランコを楽しんでいるのは、熱海駅から車で10分ほどの場所にある「アカオフォレスト」。
ブランコ以上に訪れた人の目を引いてたのは、園内に咲き誇る600品種・およそ4000株のバラです。
見頃を迎えているということもあり、みなさんスマートフォンを片手に写真をパシャリ。
千葉県民 40代:
「(アーティストの)藤井風さんのミュージックビデオでここが使われたというので、ちょっと見たいので来ました。花がいっぱいで、ちょうどバラのいい時期だったので、すごくよかったです。きれいでした」
カップル・ 彼氏(静岡県民)
「かなりきれいですね。特に彼女が来たいと言っていたので」
カップル・彼女(東京都民)
「去年からずっと来たいと言っていて。ようやく来れました」
こちらのカップル。
新型コロナが5類に引き下げられた影響を感じているといいます。
彼氏:
「観光しやすい雰囲気にはなっているので、前まで県外になかなか行けないというのはある」
この「5類移行」は県外の観光客にとっても”旅行のきっかけ”になっているようです。
滋賀県から初めて熱海に来たというこちらの夫婦は
滋賀県民 夫60代:
「まだコロナが2類だったら多分旅行していなかった」
また、生活にも変化が出てきたそうです。
妻50代:
「ちょっと前より出歩くようになった」
夫60代:
「今後はあまり気にせずに旅行ができると思うので、あまり気にせずに(また熱海に)来たい」
園側も、この1週間で”変化”を感じているといいます。
ACAO FOREST 松浦恵太さん:
「駐車場もいっぱいになることもある。コロナが5類に移行したこともありまして、客の入りは順調。お客様の心情として観光などに行きやすいこともあるかと思う。我々としても追い風になっている」
こちらの園では、早咲きから遅咲きまで様々な種類があるため、6月上旬まで色とりどりのバラを楽しむことができます。
【いちごBonBonBerry熱海ハウス】
雨の中、店の前で多くの人が足を止めている店がありました。
こちらはJR熱海駅から徒歩3分の所にある、いちごスイーツ専門店「いちごBonBonBerry熱海ハウス」
”映えるいちごスイーツ”が人気のこちらの店。
購入した直後に早速写真を撮る人も多くいました。
店の3階と4階にはイートインスペースがあり、多くの人がいちごスイーツを堪能していました。
多い時で1日300本売れるという「いちごあめ」や温泉まんじゅうが刺さった「いちご串」、見た目もかわいらしい「いちごのソフトクリーム」など、どれも県内産のいちごを使用しています。
ON牧之原市からのカップル 20代 男性:
「おいしいです」
女性:
「パリッとしていておいしいです。やはりマスクを外して出歩けるようになったのが大きい。写真撮る時に表情がよくわかるので」
きのうの母の日に合わせて旅行しているという、埼玉の親子はそろってスマートフォンで写真撮影に没頭していました。
Q5類になってもマスクは付けないとという感じはある?
埼玉から来た親子・母:
「マスクすることに慣れちゃったし、一応人混みではしようという感じはある。食べたり飲んだりする時以外は(マスクを)している」
こちらの店では新型コロナが5類に移行した先週月曜に
店内のアクリル板を撤去しました。
お客さんの”写真撮影”にも影響しているようです。
いちごBonBonBerry熱海ハウス根本美洋さん:
「イートインスペースはかわいいインスタ映えするスポットがたくさんあるのでアクリル板を気にせずに写真を撮れるようになった」
一方で、店員はマスクを着用。
イートインスペースでの消毒液の設置や、換気、席の制限など基本的な感染対策はこれまで通り継続しています。
いちごBonBonBerry熱海ハウス根本美洋さん:
「全てのお客様に楽しんでいただきたいという思いがあるので、ちょっと気にしている方もいるので、すべての方が気にせず楽しんでもらえるようにちょっとずつ配慮しながらやっている。最低限の感染対策はしつつお客様に楽しんでもらえるように日々工夫していっている。たくさんの人が熱海にまた来たいと思ってもらえるよう日々頑張っていきます」
「5類移行」によって少しずつ変わり始めた私たちの生活。
観光地でも少しずつコロナ禍前の景色に戻り始めています。