【新型コロナ】静岡県独自の警戒レベルを5から4に引き下げ 県担当者「もうしばらくは対策徹底を」
8日の静岡県の新型コロナウイルス新規感染者は7人で、3カ月ぶりに10人を下回りました。県は警戒レベルを「4」に引き下げ、「感染拡大緊急警報」も解除しました。
県内で確認された新規感染者は、静岡市で3人などあわせて7人で、10人を下回るのは、去年11月9日以来3カ月ぶりです。
8日までの1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は4人となっていて、今月4日から10万人あたり5人前後の状態が続いています。また、先月中旬に県内で4人、変異ウイルスへの感染が確認されたものの、その後の検査では、このほかに拡大している状況は確認されていません。
こうしたことから県は、感染状況が改善しているとして、県独自の警戒レベルを上から2番目の「5」から「4」に引き下げるとともに、変異ウイルスの感染確認を受けて、先月19日に出していた「感染拡大緊急警報」も解除しました。
ただ、引き続き緊急事態宣言が出ている地域にも隣接し、今後も医療のひっ迫が懸念されるとして、引き続き感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。
静岡県疾病対策課 後藤幹生課長:「首都圏などではそれほどは感染が収まっていない状況で、今後も交流によって増えてくることは懸念される。もうしばらくは対策の徹底をお願いしたい」