【新型コロナ】静岡県内で新たに74人が感染　インド型変異ウイルスに3人の感染判明

　県内の新規感染者74人を自治体別でみると浜松市が29人と最も多く磐田市が12人、静岡市が10人、富士市が6人などとなっています。今夜から飲食店の営業時間短縮要請が出される湖西市は1人でした。
　浜松市では浜北区の接待を伴う飲食店クラブマーキュリーのクラスター関連で、新たに利用客1人とすでに判明している感染者の友人関係で1人の感染が確認されました。客の感染確認は初めてで、一連の感染者は20人となりました。
　静岡市では、クラスターが起きた葵区のカラオケカフェで新たに2人の客の陽性が判明し、一連の感染確認はこれで21人となりました。
　変異ウイルス検査では、東部保健所管内の20代から40代の男女3人がインド由来の
変異ウイルスに感染していることがわかりました。県によりますと、3人のうち40代の男性は海外滞在歴があり、今月初旬に帰国したときの検査では陰性でしたが、国外で感染した可能性があるとみられています。
　ほかの2人は、この男性の濃厚接触者にあたる女性で、さらにこの女性2人のうち1人が今月16日に県内で初めてインド型への感染が判明した静岡市の2人の濃厚接触者ということです。
　県内のインド型変異ウイルスの確認はこれで5人です。

県健康福祉部
後藤幹生参事：「現時点ではインド由来の変異株も、県内の大半を占めるに至っているイギリス由来の変異株も飛沫感染が主である。接触感染も一部あるといった感染経路は従来のウイルスと変わりませんので、皆さんのおかれましては3密のうち1つの密でも避けるようお願いしたい」