【新型コロナ】静岡県32人感染…独自の警戒レベルを7週間ぶりに5に引き下げ
静岡県の24日の新型コロナウイルス新規感染者は32人でした。減少傾向は続いていて、県は独自の警戒レベルを一段引き下げると発表しました。
静岡県危機管理部 杉山隆通危機報道官:「緊急事態宣言が30日まで発令されているので、警戒レベルを6から5に下げたといっても、感染防止対策を緩めていいというわけではない。(緊急事態宣言が)解除になるかどうかまだ分からないが現状の改善状況が、このまま来週まで継続されれば解除になる可能性が高いと予想している」
静岡県の24日の新型コロナウイルス新規感染者は32人でした。減少傾向は続いていて、100人を下回るのは7日連続です。自治体別では静岡市が13人、浜松市、磐田市、焼津市でそれぞれ3人、富士市で2人などとなっています。
1週間の人口10万人あたりの新規感染者は9・8人まで減少し、ステージ3の目安を下回っています。
病床使用率は県西部で15・5%、中部で15・3%、東部で11・5%。県全体では14・3%となり、こちらもステージ3の目安を下回っています。
静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:「このような状況を、水曜日に県の感染症専門家会議の委員にメールで示したところ、返事をいただいた委員全員がステージ3に下げてよいという判断だった」
また、県は独自の警戒レベルをレベル5、特別警戒に一段引き下げました。レベル5となるのは7週間ぶりです。ただ、緊急事態宣言は発令中で、県は引き続き、警戒を呼びかけています。