新型コロナワクチン ブレーカー切って温度上昇し、廃棄へ 静岡・富士市

静岡県富士市は 保存していた新型コロナワクチン72回分を廃棄することを発表しました。

画像: 新型コロナワクチン ブレーカー切って温度上昇し、廃棄へ 静岡・富士市

 富士市によりますと、7月4日(日)16時ごろ、富士市フィランセ内に設置している新型コロナワクチン保管用の超低温冷凍庫および冷蔵庫に異常を確認しました。
このうち、超低温冷凍庫に関しては、庫内温度がマイナス50℃を示しており、保存していたワクチンに影響がないことを確認しましたが、冷蔵庫は関しては、庫内温度が15℃まで上昇しており、規定温度を上回っていたことから、ファイザー社製ワクチン72回分およびBCGワクチン40人分を廃棄することになりました。
 原因は、電気照明改修工事の際に施行事業者がワクチン保管室の電源に関連したブレーカーを切り、保管室内が停電状態になったためとしています。