静岡県21日から2週間「まん延防止措置」延長 ダメージは飲食店だけではない 予約キャンセル続出の旅行業界の現状は?

感染状況はいまだ収まらず、まん延防止等重点措置は21日から2週間延長されました。時短が求められる飲食店以外の業界にも、さまざまな影響が続いています。

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静岡県21日から2週間「まん延防止措置」延長 ダメージは飲食店だけではない 予約キャンセル続出の旅行業界の現状は?

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静岡市民10代:「最近も静岡は1000人超えたりとかしているので延長するのは賛成」

静岡市民10代:「正直言うと、2週間だと全然収まらないかなって自分は思うので。何かもっと対策を考えた方がいいのかなと思う」

静岡市民60代:「延長してもあまり意味ないんじゃないかって気はする。今クラスターが発生しているのは老人ホームとか、そういうところばかりですよね。果たして効果があるのかなって思うんですよ」

 一方、まん延防止措置延長の影響は旅行業界にも―

サンコートラベル 
宮川憲代表「2月に関しては、ほぼ全て(予約が)キャンセルになってしまった状況。ほぼキャンセルになっている」

Q.きょうから延長期間に入ると思うが、その期間中に予約されていた方の予約は?

サンコートラベル 
宮川憲代表:「もう特にキャンセルになっている。たぶん延長になるだろうっていう判断でやはりキャンセルになっている」

 静岡市葵区にあるこちらの旅行代理店では、今月上旬には、21日からの延長期間分の予約キャンセルが入っていたそうです。

 来月以降、春の行楽シーズンを迎えますが、今のところ来月の予約は低調です。こちらの代理店では、まん延防止措置の延長を見越して準備を進めてきたといいます。

サンコートラベル 
宮川憲代表:「3月中は、あまり遠出はできないという想定で県内旅行。4月からゴールデンウィークにかけては、少し遠めの旅行という形でバスツアーを企画している。病床使用率も落ち着いて、じゃあ県内(旅行)から始めましょうとかという雰囲気になってくれば、お客様も『さあ、2年我慢したから行きましょう』という雰囲気になってくると思うので、それを期待している」