【新型コロナ】女性教師ら3人が新たに感染 浜松市の放課後児童会クラスター 県内の病床使用率は少しずつ上昇

静岡県内の新型コロナウイルス新規感染者は17人で、クラスターが発生した浜松市の小学校の放課後児童会関連で、新たに教師ら3人の感染が確認されました。

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【新型コロナ】女性教師ら3人が新たに感染 浜松市の放課後児童会クラスター 県内の病床使用率は少しずつ上昇

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 浜松市では7人が感染し、このうち3人は3月11日にクラスターが確認された市内の放課後児童会関連で、家族ら2人と女性教師です。
 女性教師は児童会を利用していた低学年の児童の担任で、発熱の症状がありPCR検査を受けたところ陽性が確認されました。
 市は感染が確認されている1・2年生の児童と、小学校の全職員およそ100人のPCR検査を進めていて、あすにも全員の検査結果が判明する見込みです。学校の再開時期は決まっていません。これで累計の感染者は15人となりました(2次感染者含む)。

 一方浜松医療センター関連では、新たに医療従事者と患者ら4人の感染が確認されました。これで2次感染を含む累計感染者は95人となり、感染拡大に歯止めがかかっていません。
 また市内の医療機関に入院する、いずれも高齢の男性と女性の死亡も確認され、県内の新型コロナ患者の死者は、あわせて102人となりました。

県内の病床使用率は少しずつ上昇

県内の病床使用率は少しずつ上昇しています。県全体では26・8%と2月8日以来、およそ1か月ぶりに国のステージ3の目安となる25%を超えました。特に県西部は45%とひっ迫しています。

県疾病対策課 後藤幹生課長:「2つのクラスターの2次感染者が広がる時期にきている。年齢が高齢のかたや持病のある方は入院となるので病床が増えている」