【新型コロナ】接種反対の人が中止訴えワクチン接種会場でトラブルも 静岡県6日ぶり1000人超え1012人感染 /3月24日
静岡県では24日、新たに1012人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。感染者が1000人を超えるのは6日ぶりです。一方、病床使用率は65日ぶりに2割を下回りました。
自治体別で最も多かったのは静岡市で230人、次いで浜松市で199人、藤枝市で66人などとなっています。県全体で1012人で、先週の木曜日と比べて312人減少しましたが、6日ぶりに1000人を上回りました。新たな死者は確認されていません。
24日正午時点の病床使用率は、西部で17.3%、中部で21.6%、東部で20.1%、県全体では19.7%と65日ぶりに2割を下回りました。一方で、新たに2件のクラスターが発生しています。
ワクチン接種で反対する人が会場で…
こうした中、ワクチン接種会場でのトラブルも報告されています。県によりますと、県内の集団接種会場で、接種に反対する市民団体が嫌がらせや業務を妨害するような騒動があったということです。また、県が開設した大規模接種会場でも、2、3人がワクチンの中止を訴えて会場内に押し入ったということです。複数の会場でこうした事例が確認されていて、県は自治体に対して、騒動があれば警察に連絡して対応するよう呼びかけています。