感染症対策の「司令塔」に 静岡県が管理施設設置へ 医療関係者と意見交換
新型コロナについて中長期的な対策を検討する静岡県の会議が開かれ、県が設置を検討している感染症の管理施設について、医療関係者と意見交換を行いました。
県が検討している感染症の管理施設は、新型コロナ感染拡大などの有事の際には司令塔となる機能を持ち、平時には研修などを行う場所として活用できるようにするものです。
23日夜、会議の委員からは新型コロナに携わる人材育成の強化を期待する声や、ゾーニングができる設計を求める声が上がりました。
県は設置場所の候補として、2022年3月で廃止予定の三島市にある県総合健康センターを挙げ、同年3月をめどに基本構想を策定し2023年の運営開始を目指しています。
静岡県 健康福祉部
山梨正人 感染症対策担当部長:「情報収集・情報管理・情報分析が非常に重要だという意見もいただいた。そのあたりを中心に施設の機能を考えていきたい」