【新型コロナ】静岡県内で新たに176人感染 2日連続で200人を下回る
緊急事態宣言の延長を前に、きょう10日、静岡県内では新たに176人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。高い水準ではあるもの減少傾向は続いています。
新規感染者は176人で、2日連続で200人を下回り、先週の金曜日と比べて4割ほどに減りました。
自治体別では最も多いのは浜松市で33人、次いで静岡市が31人、富士市が13人、焼津市が12人、沼津市が11人、三島市が10人などとなっています。新たなクラスターは1件で、長泉町の学校の部活動でこれまでに6人が陽性となっています。陽性者と接触した可能性のある生徒らは特定できているとして、学校名は公表されていません。
県内では、1週間10万人あたりの新規感染者が、ステージ4の目安を上回ってはいるものの39・4人まで減少しました。
一方、PCR検査の陽性率は9・8%と、ステージ4の目安の「10%以上」を下回りました。
また、病床使用率も西部で43・4%、中部で52・4%、東部で51・0%と地域で差はありますが、県全体では48・4%とステージ4の目安の「50%以上」を下回っています。
ワクチン接種は、すべての世代で1回目を終えた人の割合が53・41%、2回目を終えた割合は41・33%となっています。