まん延防止措置の延長の判断は「来週早々に…」 静岡・川勝知事が考え示す
まん延防止延長の可能性は
静岡県のまん延防止措置は、東京・神奈川・愛知などより1週間遅れで今月20日に期限を迎えます。静岡県のまん延防止は、延長の可能性はあるのでしょうか。
静岡県
川勝平太知事:「20日までまん延防止の措置をとっているが、挟まれているところで3週間ばかり延長したいとおっしゃってるわけだ。(静岡県も)病床がひっ迫している。そこで後藤参事とも意見交換をして、今週中にもう一回専門家の会議を開いていただきまして、そして来週早々には20日までで区切ってどうするか、それ以後をどうするか、この態度を決めるということで来週の今頃、火曜日の今頃に正式にこの20日以降どうするかについてご報告を申し上げられると思う」
川勝知事は、来週火曜日・15日までに静岡県のまん延防止措置の延長を政府に求めるかどうかを判断すると表明しました。県内ではきょう、過去最多を更新する2068人の新規感染者が確認されましたが…。
「まん延防止は効果が出ている」と評価
Q:静岡県でまん延防止措置が適用されて2週間近くになるが、どのような効果があったと考えているか?
川勝知事:「まん延防止重点措置を取った結果、その翌日あたりから一気に人流が減って(夜の歓楽街では)6割ぐらい減ったんじゃないでしょうか。4割程度にまで落ちたと言うことで、もしそれをやってなければ、あの人流はもう少しこの感染者を大きくするような形になったと思っております」
知事は「まん延防止は効果が出ている」と評価したうえで、緊急事態宣言の要請については慎重な考えを示しました。
川勝知事:「飲食店に対して仮に緊急事態宣言をとったとしても、今やっているまん延防止の協力金と中身は変わらないわけだ。ただもっとアラートといいますか、厳重の注意をするということになるかと思うけれども、目下のところは、まん延防止重点措置をいま実施中なので。このままで行くと言うことで。緊急事態宣言の方は、国とのレベル3についてもまだ協議が整っていないということなので、まん延防止重点措置を来週さらに延長するかどうするかこれを決めると言うのが我々の方針だ」