【新型コロナ】6日連続で新規感染者1300人以上の静岡県 31日は771人と7日ぶりに下回るも「月曜日最多」 /1月31日
静岡県では1月31日、新たに771人の新型コロナウイルス感染が確認されました。検査数が少ないとされる月曜としては前の週の762人をわずかに上回り、過去最多です。
県内では1日の新規感染者が30日まで6日連続で1300人を超えていましたが、7日ぶりに下回りました。自治体別で最も多かったのは静岡市で、新たに159人の感染が確認されました。また、31日には新たに3つのクラスターが判明。葵区のグループホームでは入所者と職員、あわせて14人が感染。市内の小学校では児童ら10人が陽性となり、駿河区の市立こども園では園児11人、職員4人の感染が確認されています。また、市内で自宅療養中だった高齢男性の死亡も発表されました。これで県内の新型コロナ感染者の死亡は212人となりました。
会見した静岡市の担当者は―
静岡市の担当者
「この方は1月29日に陽性と判明後、自宅療養していた。翌日死亡を同居家族が発見している。聞き取りの状況から新型コロナウイルス感染が原因となった可能性は極めて低いと考えられる」
静岡市に次いで多かったのは、新たに110人の感染が確認された浜松市です。およそ半数が20代以下ですが、60代以上の高齢者も1割ほどを占めています。浜松市は検査を行わず、感染状況と医師の診断によって陽性と判断する、いわゆる「疑似症患者」の人数についても今後公表していく方針を明らかにしました。31日の感染者のうち2人が検査なしで陽性と判断されたということです。市内では現在51人が入院していて、そのうち10人が中等症以上となっています。
そのほかの自治体では磐田市で70人、焼津市で47人、富士市で37人、藤枝市で34人、沼津市・御殿場市でそれぞれ33人、湖西市で30人などとなりました。
(1月31日放送)