【新型コロナ　2月21日】静岡県９人死亡…40代女性も　新規感染者1040人…病院や高齢者施設、保育園などで計７件のクラスター

　自治体別の新規感染者数です。最も多かったのは浜松市の１８９人、次いで静岡市の１２５人、磐田市の１１３人、菊川市の８３人、湖西市の８１人などとなっています。合わせて１０４０人で、月曜としては先週から７５人増え、過去最多です。

　静岡県では連日、死亡が相次いでいて、２１日は政令市を合わせて９人の死者が確認されました。このうち１人は静岡市内の医療機関に入院していた高齢の女性で、基礎疾患があったということです。浜松市でも、高齢者施設に入所していた２人の死亡が確認されました。また、磐田市では４０代の女性の死亡が確認されています。これで、新型コロナ関連の死者は３００人となりました。

　県内の病床使用率は、西部で５２％、中部で６６．７％、東部で７６．２％、県全体で６５．７％となっています。

　県内では新たに７件のクラスターが確認されました。浜松市では、いずれも北区の高齢者施設で▼「はまなこ介護老人保健施設」で入所者６人が感染。▼「特別養護老人ホームいなさ愛光園」で入所者５人と職員１人の合わせて６人の感染が判明しました。このほか焼津市の甲賀病院と沼津市や伊豆の国市の保育園や幼稚園、それに函南町や磐田市の高齢者施設で新たなクラスターが起きています。