コロナで伊豆の観光業大打撃…宿泊客と経済波及効果が半減「官民一体の集客が必要」静岡大学の研究会
去年1年間の伊豆地域の宿泊客数は、新型コロナの感染拡大前と比べほぼ半減したことが大学教員らの分析で明らかになりました。
静岡大学の教員らによる研究会が新型コロナが伊豆地域の観光産業に与えた影響を分析しました。分析によりますと、去年1年間の宿泊客数は579万5千人でコロナ前の2019年と比べ46.2%減少したことが明らかになりました。経済波及効果も4474億円から2486億円に減っています。研究会は影響は観光産業以外にも及んでいるとした上で、「首都圏の客を待つだけではなく中部横断道を活用した官民一体の集客が必要」と指摘しています。