有効期限切れの新型コロナワクチンを95人に誤接種 現時点で健康被害なし 静岡・袋井市
静岡県袋井市は、聖隷袋井市民病院で有効期限が切れた新型コロナウイルスワクチンを95人に誤って接種したと発表しました。これまでに健康被害は確認されていません。
袋井市によりますと、ワクチンはモデルナ製で4月22日が有効期限でしたが、25日に3回目の接種を受けに来た18歳~83歳までの男女95人に使用したということです。
4月29日に市が接種記録をシステムに登録する際、期限切れのワクチンが使われていたことが発覚しました。担当者が期限を勘違いしていたことが原因だということです。市は4月30日までに95人全員に連絡を取り、今のところ健康状態に問題はないということです。市は今後、再発防止策を徹底するとしています。