静岡県にも緊急事態宣言を発出へ 川勝知事「最大級の危機に直面」

 静岡県の川勝平太知事は16日正午過ぎ、臨時の記者会見を開き、政府に対して静岡県への緊急事態宣言の発出を要請した事を明らかにしました。また、今できる対策として、まん延防止等重点措置の対象区域を川根本町をのぞく県内全域に拡大すると発表しました。
 政府は16日夕方、緊急事態宣言に静岡県などを追加することを決めています。

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静岡県にも緊急事態宣言を発出へ 川勝知事「最大級の危機に直面」

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静岡県 川勝平太知事(16日午後0時45分):「本日、国に対して、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を、本県に適用するように要請した。本県は今、間違いなくこれまでに経験したことのない最大級の危機に直面している。すでに医療機関におかれては通常の医療に影響が出ているということ。今後さらに感染が拡大することが予想されることから、医療提供態勢の崩壊により救える命、あなたご自身、あなたの大切な人が救えなくなる可能性もある。どうかセルフロックダウンを心がけてくださるように付してお願いする」

 また、川勝知事は現在25の市や町に出されている「まん延防止等重点措置」についても、18日から川根本町を除く県内全域に対象を拡大すると発表しました。期間はすでに対象となっている地域と同じ今月31日までです。

川勝知事:「自宅療養者は1000人を超えた。県としても、今後他県の事例のように入院待機者が増加することは想定される。一時的な酸素療法を行う、酸素ステーションの設置とか、既存の宿泊療養施設での実施を進める」

静岡市10代:「(緊急事態宣言で)ここでちゃんとした対処をとると宣言をすることで、区切りみたいなものをつけておかないと、だらだらこの状態が続くんじゃないかな」

静岡市60代:「一人一人の心構えというか、それで少しは緊急事態宣言がでればもう少し締まるかな」

 一方、緊急事態宣言が出ている東京などでも感染拡大が続いていて、宣言の効果を疑問視する声もあがっています。

 政府は16日夕方、新たに静岡県など7府県に緊急事態宣言を発出することを決めました。期間は8月20日から9月12日までで、17日に正式に決定される見通しです。

 静岡県に緊急事態宣言が出されることになれば、全国一斉に宣言が発出された去年4月以来、2回目です。緊急事態宣言の対象地域では、まん延防止措置よりも対応を強化することができ、酒を提供する飲食店への休業要請などが可能になります。

県民は

静岡市20代:「個人的には賛成します。結構怖いなと思っているので」

静岡市10代:「(緊急事態宣言で)ここでちゃんとした対処をとると宣言をすることで、区切りみたいなものをつけておかないと、だらだらこの状態が続くんじゃないかな」

静岡市60代:「一人一人の心構えというか、それで少しは緊急事態宣言がでればもう少し締まるかな」

 一方、緊急事態宣言が出ている東京などでも感染拡大が続いていて、宣言の効果を疑問視する声もあがっています。

 政府は16日夕方、新たに静岡県など7府県に緊急事態宣言を発出することを決めました。期間は8月20日から9月12日までで、17日に正式に決定される見通しです。