【新型コロナ】静岡県240人感染、3人死亡 児童クラブや医療機関など3つのクラスターも発生
静岡県では30日、新たに240人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。2週間ぶりに200人台となった一方、新たなクラスターが3件発生しています。
30日の新規感染者数は240人で、月曜日として過去最多だった先週の321人を下回りました。200人台となるのは、今月16日以来2週間ぶりです。
自治体別で感染者が最も多かったのが静岡市の62人で、月曜日として過去最多となりました。次いで浜松市の39人、富士市の33人などとなっています。
また、入院中の患者2人と施設に入居中の高齢者1人の合わせて3人の死亡が確認されました。
クラスターも3件発生しています。静岡市では、清水区の児童クラブで利用者していた小学生7人が感染し、新たなクラスターに認定されました。濃厚接触者は利用していた小学生67人と職員9人で、2週間の自宅待機が決まっています。このほか、伊豆市の保育関係施設と御殿場市の医療機関「フジ虎ノ門整形外科病院」でも新たなクラスターが発生しました。
浜松市では、1週間ぶりに感染者が50人を下回りました。市は、ワクチン接種を終えた高齢者の感染拡大は抑えられていて、引き続き家庭内で感染が広がっているとしています。
県内の病床使用率は、県中部と県西部、さらに県全体でも70%を超えていて、ひっ迫が続いています。
一方、県は休業要請や時短要請の影響を受けた事業者に、県が独自に給付するとしていた応援金についての相談窓口を開設すると決めました。対応は9月1日からで、給付の対象になるかや申請の仕方などの相談に応じます。