【新型コロナ】「感染拡大警報」解除⇒「注意報」に移行 3週連続で新規感染者減少…1日推計1600人 静岡

 静岡県がまとめた9月18日から24日までの1週間の新型コロナの感染者数は、前の週に比べて減少しました。県は基準を下回ったことため「感染拡大警報」から「感染拡大注意報」に移行すると発表しました。

3週連続で減少

 県によりますと、18日から24日までの1週間で、定点医療機関あたりの新型コロナウイルス感染者数は12.24人。前の週と比べて6・75人減少しました(前週18.99人)。この1週間で定点医療機関から報告された感染者は1701人で、前の週の0.64倍。全感染者数はおよそ1万1000人と推計されています(1日平均約1600人)。感染者数の減少は3週連続で、5類移行後初めてです。

 県は感染者数が県独自の感染拡大警報の基準を下回ったため、8月4日に発令した「感染拡大警報」を解除し、「感染拡大注意報」に移行すると発表しました。

静岡市の難波喬司市長が感染

 一方、静岡市は29日、難波喬司市長の新型コロナウイルス感染を発表しました。28日の公務後に自宅で体調不良を訴え、29日朝、さ医療機関を受診したところ、感染が確認されたということです。せき、発熱はあるものの、症状は軽いことから、10月3日までをめどに在宅で執務を行うということです。

静岡市 難波喬司市長
静岡朝日テレビ

インフルエンザも前週より減少

 インフルエンザについては、すでに流行期に入っているものの、定点医療機関あたりの感染者数は前の週と比べて減少しています。