百貨店などに「時短営業」「入場制限」求める 20日から緊急事態宣言の対象に 静岡県

 あす20日から来月12日まで、静岡県内も緊急事態宣言の対象になります。県は客が密集するおそれがある大規模商業施設には「時短営業」に加え、「入場制限」を求めています。

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モニター設置して入館客の人数を把握

原川朋華記者:「こちらの百貨店の入り口には検温計や消毒と一緒にモニターが設置されていて、いま館内にいる人の数が一目でわかるようになっています」

 静岡市中心部の「松坂屋」では、宣言発令が決まる前から混雑回避について対応をしてきました。入り口に設置されていたのは、入館客の数が一目でわかるモニターです。

大丸松坂屋百貨店 広報 片川聡子さん:「このような中でお客様自体も出掛けることへの不安、百貨店で買い物することへの不安が募っていると思う。そこで私たちが持っているデータを自分たちだけで抱えるのではなくて、お客様と共有することで、少しでも安心感を感じて頂けたらなと思って設置をさせていただいた」

 松坂屋は営業時間を県の要請よりも1時間早い午後7時までとしています。ただ、入場制限について、県は上限人数など具体的な基準や制限方法を示していないため、各施設は独自の判断を迫られています。

大丸松坂屋百貨店 広報 片川聡子さん:「上限人数に達したら,各入り口に従業員を配置して、お客様の入場を遠慮いただくような声掛けをさせていただくという形をとりたい。上限人数というのが繁忙期の50%に達したら、というのを今のところの目安にしている」

Q.繁忙期の50%に達するようなことはある?

A.「14日土曜日からスタートしましたが、今のところ50%に達するような時はありませんでした。このまま入場制限をかけるようなことは、よほどのことがなければないのかな、という予測は立てています」

利用客は…

静岡市 60代:「ちょっと不便になりますね、そうなるんじゃないかなと思ってきょう買い出しに来た」

Q.松坂屋は当分の間、午後7時までだが?
静岡市 30代:「ちょっと早すぎますね、自分も仕事している身なので。静岡もそのうち東京みたいになってしまうのか、怖いですね」