新型コロナワクチン接種の研修会 副反応の対処法学ぶ
新型コロナワクチンの接種開始を前に、接種した人に副反応が出た場合の対処法を学ぶ研修会が、沼津市で行われました。
沼津市立病院の医師らが講師を務めた研修会には、ワクチン接種に携わる沼津市や裾野市など、2市2町の保健師らが参加しました。
急激なアレルギー反応が起こるアナフィラキシーは、適切に処置しなければ、命に関わる恐れがあるとされていて、ワクチン接種後のこうした副反応に迅速に対応するため、開かれたものです。
研修では、アナフィラキシーが疑われる場合、ワクチンを接種してから30分以内に、全身のかゆみや息苦しさなどの症状が出ることなどが説明されました。
また、実際にストレッチャーや酸素マスクなどを使って、副反応が出た場合の救命処置の流れや、心肺蘇生の手順が確認されました。