【新型コロナ 2月15日】静岡県内1610人感染 5日連続で前週同曜日を下回る 静岡市473人(過去2番目)、浜松市403人 新たなクラスターは桜ヶ丘病院(62人)など合計8件 死者も5人確認
静岡県内では新たに1610人の新型コロナ感染が判明しました。死者も5人確認されています。
自治体別の新規感染者数です。最も多かったのは静岡市の473人で過去2番目の多さです。次いで浜松市403人、焼津市104人、富士市62人、沼津市と磐田市がそれぞれ57人などとなっています。合わせて1610人で全体で過去最多の先週火曜の2066人を450人ほど下回り前の週の同じ曜日を下回るのはこれで5日連続です。
死者は5人発表されています。このうち3人は静岡市の高齢の男女で、いずれも入院していた基礎疾患があったということです。このほか浜松市と県の管轄地域でそれぞれ1人ずつ発表され、県内の死者は270人となりました。
15日正午時点の病床使用率は、西部52.9%、中部70.3%、東部66.5%、県全体で63.4%で、重症用は14%です。
新たなクラスターの確認は8件で、静岡市清水区の桜ヶ丘病院では患者44人と職員18人の合わせて62人の感染が確認されました。重症者はおらず、患者のうち中等症は7人、軽症が14人、無症状が23人で、職員は18人全員が軽症です。
静岡市によりますと、職員が病院外で感染して持ち込んだと推定され、院内では感染対策を講じているものの拡大した原因として、介助が必要な人などマスクの常時着用が困難な患者もいることが考えられるということです。病院では現在、新規の入院受け入れを停止し救急の受け入れは外来対応のみとするなどの措置をとっています。
このほか新たなクラスターは、沼津市立病院で12人、吉田町や牧之原市などで高齢者施設が4件あり7人から9人、伊豆の国市の順天堂大医学部付属静岡病院と御殿場市の保育園でそれぞれ5人の感染が確認されています。