“若者の街”熱海はにぎわい続く 「映えるスイーツ」人気の一因に

画像1: “若者の街”熱海はにぎわい続く 「映えるスイーツ」人気の一因に

アナウンサー:
「正月休みが明けましたが、まだまだ活気が冷めやらぬ熱海。熱海は今、若者たちで賑わっています」

全国的な感染拡大の兆しが見え始めた中、県内屈指の観光地・熱海には、まだ冬休みが続く学生ら、多くの若者の姿が。

20代女性(大阪府):
「温泉に入るのと、イルミネーションがあると聞いたので来ました。(Qどこのイルミネーションですか?)伊豆ぐらんぱる公園。みんながマスク付けて大声を出さないとかマナーを守ってたら大丈夫かなと思って」

20代男女(浜松市):
「コロナなので県内の近場で済ませようかと思っていた。(Q きょうの熱海の人出は多い?少ない?)熱海に初めて2人で来たが、思ったより多いかなっていう」
 

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きょうは雪が降る寒さとなったにもかかわらず、行列ができている店も。

こちらはJR熱海駅から徒歩3分、牛乳瓶に入ったプリンが人気の「熱海プリン」です。

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高校生(大阪府):
「(Qどちらから来ましたか?)ここ(熱海プリン)に来るため大阪から来ました。青春18切符を使って電車で来た。6時間ぐらいですかね。これだけのために、めっちゃ食べたかったので」
「(Q熱海プリンを知ったきっかけは?)僕はインスタグラムから知った。めちゃくちゃ買いたくなった」

20代(埼玉県):
「友達と遊びに、旅行とか観光みたいな感じで。(Q皆さん手に持っているのは?)熱海プリン。雑誌だったり、テレビの取材とかロケとかで、インスタとかでよく見ます」

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かつては団体客を中心に、中高年から人気が高かった熱海ですが、今は「若者の街」へと変化しています。

魅力の一つは若者にうける多彩な“映えるスポット”。中でも増えているのが「映えるスイーツ」。

実はこの5年ほどの間に、熱海では15軒もスイーツ店がオープンしているんです。

熱海プリン1号店 岡本碧莉店長:
「6~7割が若いお客様。2~3年前ぐらいから徐々に増えたかなと思う。レトロな店とか新しいお店が混在しているようなすごく素敵な街」
「沖縄だったりいろいろなところで陽性が出ているので、今後も感染対策は徹底して対応していくので安心して来てほしい」

先ほどの若者に熱海のイメージについて聞いてみると…。

高校生(大阪府):
「海がきれいなイメージが強い。今は若い人が多いイメージがある。年配の方も旅館とかあるので多いかな」

20代(埼玉県):
「若い人もお年寄りも結構バランスよく来ていると感じる」

画像5: “若者の街”熱海はにぎわい続く 「映えるスイーツ」人気の一因に

1969年におよそ531万人だった熱海市の年間宿泊客数は、2011年に半分以下の246万人まで減少。ところが、コロナ禍前の2019年には再びおよそ300万人までV字回復しています。

かつてはシャッターが下ろされた店も目立った駅前の商店街も、行列店が立ち並び、活気を取り戻しました。

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アナウンサー:
「JR熱海駅前の平和通り商店街を一番下ったところに、年末にオープンしたお店がある、熱海おさかな大食堂。若い方を中心にいま人気が集まり始めている」

画像7: “若者の街”熱海はにぎわい続く 「映えるスイーツ」人気の一因に

こちらのお店では、熱海の新鮮な魚介類を提供しています。中でも若者から「写真映えする」として人気なのが、マグロやタイなど6種類の魚が豪快に盛られた海鮮丼。

これを目当てに神奈川県から来たという女性たちも。

女性客(神奈川県):
「海鮮食べたいねって話をしていて、それで近かったから熱海に来た。インスタで(ここだけでなく)色んなお店、キレイなところがあって、そこも行きたいなって思う」