2年9カ月ぶりにインフルエンザが流行 県「できるだけ早いワクチン接種を」 静岡県

 静岡県は28日、およそ2年9カ月ぶりにインフルエンザの流行期に入ったと発表しました。

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 県は、県内の小児科、内科あわせて139の定点医療機関を対象に、週ごとに感染症発生動向調査を実施しています。12月19日から25日の週の調査で、インフルエンザの定点当たりの報告数が1.00人に増加し、流行開始の目安とされる1以上となったため、県は「インフルエンザの流行期に入った」と28日、発表しました。定点当たりの報告数が1以上となったのは、2020年3月以来およそ2年9カ月ぶりです。

 厚生労働省によりますと、インフルエンザワクチンは十分な量が確保されているということで、県は「新型コロナワクチンとともに、インフルエンザワクチンについてもできるだけ早い接種を検討してほしい」と呼び掛けています。