【新型コロナ】静岡県内で新たに1569人が感染 浜松市でも「BA.2」の感染者10人確認 死者は過去最多タイの11人
静岡県内では新たに1569人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。死者は11人で、1日の発表としてこれまでの過去最多に並ぶ多さです。
自治体別の新規感染者数です。最も多かったのは浜松市で440人。次いで静岡市314人、沼津市116人、磐田市101人、焼津市64人などとなっています。合わせて1569人で、先週の金曜日から10人減ったもののほぼ横ばいです。死者は11人確認され、1日の発表数としては今月18日と並んで過去最多となりました。このうち年代が公表された10人はすべて高齢者です。また、少なくともこのうち6人は基礎疾患がありました。県内の死者はこれで322人となりました。
また、浜松市は先月6日以降に感染した586人の検体を解析した結果、オミクロン株の亜種で感染力が強いとされる「BA.2」の感染者が10人確認されたと発表しました。このうち2人は現時点で感染経路が不明で、市中感染の可能性があるということです。病床使用率は、西部53・4%、中部58・3%、東部68・5%、県全体では60・5%です。新たなクラスターは2件で、静岡市葵区の高齢者福祉施設でこれまでに利用者10人と職員10人のあわせて20人が、沼津市の保育園で10人が感染しています。葵区の高齢者福祉施設のクラスターは全員、軽症か無症状で1人を除いた19人が3回目のワクチン接種を終えていました。