【新型コロナ】17日、静岡県で新たに409人の感染確認 第5波ピーク時の322人を大きく上回り月曜日最多 新たなクラスターも6件
静岡県内では新たに409人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。また、新たに6件のクラスターが発生しています。
自治体別の新規感染者です。浜松市が83人と最も多く次いで静岡市で67人、磐田市で47人、袋井市で29人、沼津市で22人などとなっています。あわせて409人で、月曜日としては第5波のピークとなった去年8月23日の322人を超えて過去最多となりました。400人以上はこれで4日連続です。
浜松市では、新規感染者のおよそ7割が20代以下でした。市は、職場や友人から感染が広がっているほか、若年層の感染者が増えた理由として、無料で行われているPCR検査の積極的な利用も一因だと分析しています。
また、県内では新たに6件のクラスターが確認されました。
静岡市清水区の県消防学校救急科では、これまでに学生9人が感染しクラスターと認定されました。感染したのは20代から30代の男子学生で9人のうち8人が軽症、1人が無症状です。オミクロン株に感染していたかどうかは分かっていません。学生は寮生活をしていて、市は救急科の学生50人と教員18人の検査を進めています。
また、このクラスターについて先ほど消防学校も会見を行いました。市や消防学校によりますと、9人のほかにも検査で陽性となった学生が複数いるということで、今後クラスターが拡大する可能性もあります。
このほか5件のクラスターが確認されていて、きょうまでにいずれも富士市の幼稚園で5人、保育園で9人、富士宮市の学校で7人、焼津市の会食で16人、島田市でも会食で5人の感染が判明しています。
また、県内の病床使用率は西部で23.6%、中部で8.5%、東部で15.9%となっていて、県全体では16.1%です。重症者は1人で、病床使用率は2.1%です。