3カ所の宿泊療養施設に酸素ステーションを開設 焼津市に県内7カ所目の軽症者向けの宿泊療養施設 静岡県

林輝彦アナウンサー:「静岡市内のこちらの宿泊療養施設には、新たに酸素投与や点滴・投薬等ができる、いわゆる酸素ステーションが新たに設けられました」

画像: 3カ所の宿泊療養施設に酸素ステーションを開設 焼津市に県内7カ所目の軽症者向けの宿泊療養施設 静岡県

 静岡県は13日から静岡市、浜松市、裾野市の県内3カ所の宿泊療養施設に臨時の医療施設、いわゆる酸素ステーションを開設しました。

 近隣病院の医師らによる当番制で、入所者の体調悪化時に対面またはオンラインで診察し、酸素投与のほか、投薬や点滴などを行います。

 県は抗体カクテル療法の実施も検討していて、「軽症者の中でもリスクがある人に対して適切に対応していきたい」としています。

静岡市民 70代:「(コロナは)初期段階の対応が非常に大事だということなので、それが静岡にできれば静岡の住民としてはありがたい。いつかかるかわからないので、かかった時に世話をしてもらえる場所というのは幅広くもっていただきたい」

島田市民 70代:「もっと以前からそういったことは検討してもらえれば良かったかなと思う。ここに来てバタバタと色々やっているじゃないですか。感染者も増えているから、もっと最初からそういう準備をしていれば、もっと違ったかなと」

 また、県は13日、新たに焼津市の「ホテルルートイン焼津インター」を軽症者向けの宿泊療養施設として、15日から受け入れを始めると発表しました。これで県内の宿泊療養施設は県内に7カ所となりました。県は東部地域にも来月上旬ごろに新たな療養施設を開設する方針です。