新型コロナが原因の静岡県の企業倒産90件 全国で7番目に多く…「食」関連企業が多いのが要因か
新型コロナウイルスの影響で倒産した静岡県内の企業は90件となり、全国で7番目に多いことがわかりました。
帝国データバンク静岡支店によりますと、新型コロナの影響で倒産した県内企業は、去年1月から先月29日までで90件に達しました。
負債総額は298億3900万円で、負債額が1億円未満の倒産が47件と、中小零細企業の倒産が多くを占めています。
業種別では「飲食店」が16件で全体の17.8%で、「食品卸」が10件、「食品製造」が8件などとなっています。
静岡県の倒産件数は東京・大阪・神奈川・福岡・兵庫・愛知に次ぐ全国7番目の多さで、「食」に関連する企業が全国で6番目に多いことが要因とみられています。