「感染者しばらくは増える」「帰省前にコロナとインフルエンザのワクチンを」 静岡県5837人感染…5千人超は3か月半ぶり 【新型コロナ/12月14日】

 静岡県内では14日、新たに5837人の新型コロナウイルス感染が確認されました。5000人を超えるのは、およそ3カ月半ぶりです。

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「感染者しばらくは増える」「帰省前にコロナとインフルエンザのワクチンを」 静岡県5837人感染…5千人超は3か月半ぶり 【新型コロナ/12月14日】

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 管轄別では、県発表分が3050人、浜松市発表分が1679人、静岡市発表分が1108人、合わせて5837人でした。5000人を超えるのは8月30日以来、3カ月半ぶりで、先週水曜より1647人多く、9日連続で前の週を上回っています。また、新たに2人の死亡が発表され、死者数の累計は848人になりました。

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 正午時点で県全体の病床使用率は54.1%です。

静岡県の担当者は

 県内の感染状況について、県の後藤参事は―

画像: 静岡県の担当者は

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:「(感染者数は)まだしばらく増えると考えていて、第7波、8月頃の高い山の今ちょうど半分ぐらいに来ている。1日平均3000人以上が感染している状況なので、どこまで増えるか大変心配している」

 1週間ごとの感染者数は、前の週の1.2倍前後で増加が続いています。これまでで最大の感染拡大となった夏の第7波よりも増加のペースは緩やかですが、ピークがいつになるのか見通せない中、年末年始が迫っています。

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:「移動中の感染はほとんどないと考えていますが、やはり帰省前にコロナとインフルエンザのワクチンを済ませてもらうのと、人が集まって会う機会が新年は多いので、1月半ば過ぎぐらいからは今以上に感染者が出て、インフルエンザもたぶんその頃には流行が始まっていると思うので、1月後半~2月にかけて県内の医療機関は一番ひっ迫する。今年2月も感染者は多かったので、そこは一番心配している」

 医療体制のひっ迫を回避するために必要な備えについて、後藤参事は―

静岡県健康福祉部 後藤幹生参事:「ある程度、新型コロナのオミクロン株やインフルエンザにかかることは、この冬は皆さんあると思います。ワクチンでしっかり準備をしていただければ、かかっても基礎疾患がない方は軽く済むので、受診する必要もない。家で買い置きしてある解熱剤や総合かぜ薬や漢方薬もある。受診が殺到しなければ医療機関は十分対応できると思うので、軽い症状では受診しないことを1月2月は徹底していただきたい」