【新型コロナ】浜松市で1人死亡　静岡県62人感染…医療従事者は半数以上が2回のワクチン接種、高齢者は1回目が4．9％

　新規感染者62人の自治体別の内訳は、浜松市が28人と最も多く、静岡市が14人、湖西市と磐田市、藤枝市がそれぞれ3人などとなっています。

　浜松市28人のうちの1人はクラスターが発生した浜北区の接待を伴う飲食店、クラブマーキュリー関連で、一連の感染者は27人になりました。

　また、浜松市内の医療機関に入院していた浜北区の高齢女性が死亡しました。県内の新型コロナ関連の死者は134人となりました。

　県によりますと25日までの1週間の人口10万人あたりの新規感染者は12・7人。病床使用率は県西部が51・6％と引き続き半数を超え、
県全体では34・9％となっています。

　変異ウイルスは、静岡市で新たに12人の陽性が判明し、市内であわせて159人となりました。

　また、県内のワクチン接種は24日の時点で、医療従事者向けは1回目を終えた割合が8割を超え、2回目を終えた割合は5割を超えています。一方、高齢者向けの接種は、1回目を終えた割合は4・9％、2回目を終えた割合は0・2％にとどまっています。