コロナで変わる百貨店事情(3) 色柄マスクの売り上げ好調 服や靴下の販売傾向に変化も 静岡市
中野結香アナウンサー:「私たちの日常に定着したマスク。どんなものをつけるか、この秋のファッション事情にも関係しているようです」
松坂屋静岡店バイヤー 松村浩樹さん:「秋冬に入り、最近変わったのが、白ではない、色柄が付いたマスクが非常によく売れています。定番の白も、非常によく売れるが、(客は)パッと色柄に目が行くというのがある」
マスクといえば白。というイメージは変わりつつあります。すでに、マスクはファッションの一部。服装や気分に合わせて、その日の1枚を選ぶ人も増えているといいます。
中野アナ:ご自身のファッションのポイントは?
松坂屋静岡店バイヤー 松村浩樹さん:「ブルーのスーツにパープルなので、色味をちょっとだけ合わせてつけさせていただいています」
他の売り場も、例年とは違っています。紳士服売り場で目を引くのは、少しワイルドなマネキン。生活の変化に合わせて商品展開しています。
松坂屋静岡店バイヤー 村松浩樹さん
「普通のスエット上下、寝巻の延長ではなく、ちょっとだけシャープでオシャレな感じが出せるものが非常に人気。注目しているのは家プラス近場、例えばコンビニ、スーパー、ガソリンスタンド、床屋さんなどに行くため、街まで行かないための服とか非常に動きます」
自宅で過ごす時間や、仕事をする時間が増え、締め付けが少ない、ゆったりとした男性用靴下は例年の2倍から3倍も売れているといいます。
松坂屋静岡店バイヤー 村松浩樹さん:「本来は敬老の日に向けてこういう商品を用意したが、ギフト以外にも自分で買い、家で履く人が非常に増えている。コロナの関係で家にいる時間も長い。テレワークも多いし、外に行く格好ではなく、家で快適に過ごしながらテレワークする、ワンランク上げるみたいな、使い方が増えているようです」
(10月9日放送)