「いやー、長かったです、本当に」 飲食店も営業再開準備へ 静岡市
林輝彦 アナウンサー:「1カ月以上お酒が提供できなかった飲食店。静岡市内のこちらのお店では緊急事態宣言解除の方針を受けて営業再開の準備が進んでいます」
静岡市に6店舗を構える居酒屋、海ぼうずグループ。緊急事態宣言が出た8月20日から、休業する日々が続きました。
海ぼうず本店 高橋明輝 店長:「いやー、長かったです、本当に、本当に長かったです。お客さんに1日になってお酒飲めるようになったら来るよって言ってくれている方も多いので、その人たちに対してちゃんと対応できるって思うと嬉しい」
1カ月を超えた休業期間。普段はできない店の改装をしたり、海ぼうずグループの手がける持ち帰り餃子の販売店を手伝ったりするなど、いつもとは違う日々が続いたといいます。
海ぼうず本店 高橋明輝 店長:「リフレッシュできた部分ももちろんあるし、けどやっぱり緊張というか、ドキドキというか、年中無休開いていた店なので、これだけ閉めてまた開けるってなるのが、緊張する」
【宣言解除にむけて】
宣言が解除されて、初日となるのは金曜日。客足も見込める中、いきなりの営業再開には不安もあるため、こちらの店では明日から、お酒を提供しない午後8時までの時短営業を始める予定です。
海ぼうず本店 高橋明輝 店長:「10月1日にお酒もOKで、営業時間も緊急事態宣言前と同じようにやっていいっていう形になった場合に、やっぱりもう1カ月以上も休んでいたので、食材もそうだし従業員の体の方も慣れていないところがあると思うので、慣らしていく形で前倒しして営業を始める」
久しぶりの営業再開を心待ちにする一方、また再び感染が広がり、休業要請が出ることのないよう、店としても対策を徹底して営業していきたいということです。