【新型コロナ】「まん延防止」21日で解除 静岡・川勝知事が会見で発表 「病床ひっ迫の軽減が期待できる」
川勝知事は、静岡県内に適用されている新型コロナのまん延防止等重点措置の延長要請はしないと正式に発表しました。
川勝平太知事:「本日正午前に政府の方に対して、まん延防止等重点措置を終了するように、また解除していただくように要請を致しました。飲食店の皆様方、そしてこの間、医療を支えてくださっております医療従事者の皆様方に対しまして、心から厚くご協力に対しまして御礼申し上げたいと存じます」
川勝知事は先ほど会見を開き、県内に適用されているまん延防止措置について政府に解除の要請をしたことを表明しました。これで1月27日から適用されていた措置は21日の期限で解除となります。
県内の感染者数は減少傾向は見られるものの、依然として高い水準で推移しています。それでも解除することについて川勝知事はー。
川勝平太知事:「高齢者の三回目のワクチン接種率は、3月14日時点で70%を超えました。これによりまして、新規感染者数は依然高い水準ではございますけれども、重症化する患者の減少につながって、病床ひっ迫の軽減が期待出来ます。さらに私どもの頼りにしております、専門家会議におきまして、解除が妥当という意見の委員が大半と」
正午現在の県内の病床使用率は25.7%と、政府が解除の目安としている5割を大きく下回っています。さらに近隣の神奈川や愛知も解除を判断した事などを理由にあげました。新型コロナの感染拡大で、県内には1月27日からまん延防止措置が適用され、飲食店などに営業時間の短縮や酒類の販売の制限が要請されていました。