【新型コロナ】静岡県内で新たに27人が感染…病床使用率の高い水準続く
県内では、きょう27人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。
県内の病床使用率は高い水準が続いていて、重症者は過去最多です。
県内の病床使用率は高い水準が続いていて、重症者は過去最多です。
きょう静岡市の感染者は4人で、
このうち1人は静岡済生会総合病院の20代の女性看護師です。
女性看護師はスタッフと患者の集団感染が確認された
病棟に勤務していて、一般病床を担当していました。
院内で感染したとみられています。
女性は17日にPCR検査を受け陰性でしたが
発熱が出たため再検査を受けたところ陽性となりました。
●静岡市担当者
「当初、陰性だった方が陽性になる傾向があるので、
引き続き検査していく」
このクラスターで再検査で陽性となったのは5人目で、
市は検査済みの285人についても、
今後必要に応じて再検査するとしています。
また、沼津市の接待を伴う飲食店「ブルームーン」のクラスターでは
新たに5人の感染者が明らかになりました。
●県疾病対策課 後藤幹生課長
「(病床占有率は)高めでぎりぎり維持されている状況ですので、
これ以上、50パーセントを超えて増えてくると
病床がひっ迫してくるということがもっと現実的になる」
県内の新型コロナ患者用の病床使用率は47・2%で、
依然として高い水準となっています。
また、重症者も4人とこれまでで最多となっていて、
県はより一層の感染防止対策を呼び掛けています。