【新型コロナ】第4波に備え病床確保へ 変異ウイルス検査率の目標設定も 静岡県の専門家会議
新型コロナウイルス対策を協議する静岡県の専門家会議が3月30日夜開かれ、感染拡大の第4波に備え、さらに病床の確保に取り組むことなどを確認しました。
会議では第4波に備えて確保するべき病床数について、国の指示に基づきこれまでで最大だった1日の新規感染者数を、さらに2倍にしたおよそ450床を基準とし、より多くの病床確保に取り組むことを確認しました。また変異ウイルスの検査率も、国の方針に従い40%以上を目標に設定しました。
県は第4波が起こる可能性のある時期として、企業の人事異動や花見が行われたあとの「4月中旬」や、大型連休後の「5月中旬」などを挙げましたが、一部の専門家からは「すでに『第4波』は始まっているのではないか」との指摘もあったということです。