新型コロナ対応に追われる県東部保健所は今 1日最大300件のPCR検査を実施

県内では、先月18日に国内で初めて市中感染が疑われるイギリス由来の変異種への感染者が確認されています。
変異種に感染した4人が居住していたのが、県東部保健所管内です。
その東部保健所では―

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保健所の主な業務は、患者の行動履歴や濃厚接触者の調査。
きょうも新たに新型コロナに感染した患者への聞き取りが行われていました。
他にも、コロナ患者が入院するか、自宅療養かを医師に判断してもらうため、病院の外来を予約することも保健所業務の一環です。
クラスターが発生した場合には、限られた人員で関係者の追跡調査も行います。
去年2月28日に県内で初めて感染者が確認されてから、県内9つの保健所では、およそ1年にわたって新型コロナ対応に追われています。

画像2: 新型コロナ対応に追われる県東部保健所は今 1日最大300件のPCR検査を実施

さらに県東部保健所では、新たに去年10月から抗原検査が、去年12月からはPCR検査が実施できるように体制が整備されました。1日に最大300件ほど検査可能だといいます。

〇 県東部保健所の担当者
「ここに風が中に入るようになっていて、ウイルスがもし(外に)出てしまっても、フィルターを通してウイルスが
 外に漏れないようになっている。」
Q.気をつけていることは?
「感染しないようにという形で我々職員も感染しないように。検体を間違えないようにというのはこの機械がありま
 すので、そこだけは注意しています。」