【新型コロナ】 静岡県内で475人が感染 4例目の自宅療養者の死亡 富士市の児童クラブでクラスターも
県内では新たに475人の新型コロナウイルス感染者が確認され、自宅療養者の死亡も発表されました。自治体では自宅療養者へのサポートが始まっています。
静岡県 健康福祉部
後藤幹生参事:「県の所管する地域で3人の方の死亡について確認しました。(1人は)8月30日に死亡が確認されているが、自宅療養中で自宅での死亡が確認されている」
県内では新型コロナの感染者3人の死亡が確認され、そのうち1人は自宅療養者でした。自宅療養者の死亡は県内4例目です。県によりますと亡くなった自宅療養者は、性別非公表の高齢ではない成人で基礎疾患があったということです。
保健所はホテルでの宿泊療養を勧めましたが、本人の意向で自宅療養となっていました。28日と29日に健康観察のため看護師が電話をしましたが応答がなく、健康状態は確認できていませんでした。
後藤幹生参事:「電話に出ないと保健所の方に健康観察をしている者からメールで伝達したが、それを保健所の方で確認できていなかったという事実がある。これに関しては深くお詫び申し上げる」
きょうも新規感染者は475人と、前の週の火曜日に比べて 70人減少しましたが、依然として高い水準が続いています。自治体別でもっとも多かったのは静岡市の102人で4日ぶりに 100人を超えました。次いで浜松市が59人、焼津市が47人、富士市が40人などとなっています。
富士市の児童クラブでは職員と児童あわせて10人が陽性となり、新たなクラスターと認定されました。
浜松市では感染者のおよそ3割を10代以下の未成年が占めています。こうした中、浜松市は来月2日から受験生へのワクチン優先接種を開始すると発表しました。小学6年生、中学3年生、高校3年生が対象で小学生と中学生は予診票に保護者の署名が必要となります。